「見つけた時にドキッとしそう」 いつでも出土体験できる「縄文ドライキーパー」にワクワクが止まらない
日常の中で、「出土」を疑似体験できる――そんな斬新すぎるアイテムがX上で話題になった。
![砂糖ケースのなかに、縄文土器!?(画像提供@reoga_motokiさん、以下同)](https://cdn.j-town.net/thumbnail/2024/01/town20240129193240_large.jpg)
「SUGAR」と書かれた透明なケースの中に埋もれているのは、小さな火焔型土器だ。
しかし、ただ埋まっているわけではない。なんとこの土器、珪藻土で出来たドライキーパーなのだ。
こちらは2024年1月23日、Xユーザーのもとき れおが(@reoga_motoki)さんが投稿した3D作品。
日々、塩や砂糖などの湿度を調整しながら、ドキドキの出土体験も楽しめるという遊び心満載のアイデアに、ユーザーからは4万5000件を超えるいいね(25日時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「これは生活を豊かにするよい出土体験」
「欲しい......火焰土器発掘したい」
「誰にも教えずそっと埋めておきたい 見つけた時にドキッとしそう」
Jタウンネット記者は24日、もときさんに、この投稿について話を聞いた。
なぜ「土器」が出土?
もとき れおがさんはフリーのクリエイターで、世の中を少し楽しくするアイデアを考え、反響があったものは商品化もしている。
もときさんによると、元々今回の土器は、以前Xにも投稿した「水を求めるハンドドライキーパー」というアイデアから派生して埋まれたもの。世の中にはシンプルなドライキーパーが多いが、「もっとデザインに伸びしろがあるのでは」と思い、考案したという。他にも土偶やはにわ、化石などのデザインも検討していたが、「作ってみて一番ワクワクしたから」とのことで、今回の土器デザインを採用した。
![見た目もかわいい!](https://cdn.j-town.net/thumbnail/2024/01/town20240129193343_large.jpg)
画像制作には、3Dソフトを使用。ネット上でオープンソース化されている縄文土器のデータを活用したとのことだ。
このユニークすぎるアイデアに、ユーザーからは「欲しい」との声も多く寄せられている。そんな反響を受け、もときさんは
「自分の投稿がここまで拡散されたのは、初めてなので嬉しく思っています。
「反響があったものを実際に作って販売するというのが僕の創作スタイルなので早速、商品化に向けて動きたいと思っています! ドライキーパーメーカー?さんに届いてくれると嬉しいです」
とコメントしている。
出土を擬似体験できる
— もとき れおが / 雑貨クリエイター (@reoga_motoki) January 23, 2024
珪藻土ドライキーパー pic.twitter.com/Vuo41mQLZ9