「19歳、怖いもの知らずのド派手ギャルだったあたし。だけど乗る新幹線をミスって号泣...そしたら隣のおじさんが」(静岡県・40代女性)
2022.08.19 11:00
横浜で降りた後も、涙はとまらなくて...
横浜で実家に電話したけど、あたしは泣いてうまく話せない。だから、おじ様がかわりに事情を説明してくれた。
それだけじゃなくて、泣き止ませようと落ち着かせてくれた。飲み物も買ってくれた。それに、帰りの電車の切符も買ってくれた。
あたしは何度も何度もお礼を言った。名前だって聞こうとしたけど、おじ様は「名乗る程の者じゃないから」と笑ってた。
そして「この電車に乗れば帰れるから」と丁寧に書いた紙を渡してくれて改札口でサヨナラ。
その後は今度こそ間違えないようにってドキドキしながらホームで電車を待っていたら、さっきのおじ様が戻ってきてあたしに言った。
「やっぱりちゃんと電車に乗るまで心配で」