「特急『しなの』の揺れで酔ってしまった私。2席使って休んでいると、強面の男が『おい、姉ちゃん...』」(神奈川県・50代女性)
怖そうなの男が話しかけてきて...
「しなの」に乗る時は、途中で物を食べ過ぎない、定期的に水分をとる、できるだけ窓の外を見る、などして、いつも具合が悪くならないよう気を付けていたんです。
でもその日、急に帰省しなければならなくなり、急いで身支度をして長野までの電車の乗り継ぎを確認し、奈良から電車に飛び乗ることになりました。
既に夕方に差し掛かっていましたので、「しなの」に乗車する時は夜になります。窓の外を見ても真っ暗なので、景色を見られずに具合が悪くなるのではと、私は少し不安でした。
そして案の定、「しなの」に乗り始めて1時間ぐらいしたところで、気持ちが悪くなってきました。
体調が良くなかったせいか腹痛もし始めたので、他にあまり人が乗っていなかったこともあり、私は隣の空席を使って体を横にすることに。
しかし、しばらくすると強面でいかついというか、一瞬「ヤクザかも」というような感じの男性が、いつの間にか私のいた席の横に立っていたんです。