枝、葉っぱ、殻... カカオの実の「チョコレートにならない部分」を食べてみました
有名パティシエとバリスタがタッグ
「LIFE OF CACAO」では、数々の有名店でシェフパティシエを歴任し、18年から4年連続で世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」にも参加しているパティシエ・江藤英樹さんによるスイーツ5品それぞれに、14年にワールド・バリスタ・チャンピオンシップにてアジア人初の世界王者となったバリスタ・伊崎英典さんが考案したドリンクが合わせられている。
「カカオの一生に寄り添い、味わい尽くす」というテーマの元、最初に出てきたのがこちらだ。
スイーツの方はチョコレートの原材料「カカオマス」となるひとつ前の状態「カカオニブ」とカカオ豆の殻で香りづけしたブランマンジェだ。上にはカカオの果肉である「カカオバルブ」のジュレが乗っている。
まずはジュレだけ口に入れてみて、びっくり。爽やかな酸味が口いっぱいに広がる。チョコレートの気配は、下のブランマンジェと一緒に食べるまで感じられなかった。
合わせられたのは、カカオバルブを使用した食前酒のようなドリンクで、ジュレと同じカカオバルブでできている。
こちらはシャンパンのような軽さで飲みやすかった。