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彼はなぜ、脱サラして「プラレール」を始めたのか 路線再現で話題のYouTuberを直撃

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.08.12 12:00
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会社員生活に疑問を感じて...

松岡さん(画像は松岡さんの公式YouTubeより)
松岡さん(画像は松岡さんの公式YouTubeより)

過去には山手線全駅再現(17年)、東京地下鉄全駅再現(19年)を行ったこともある松岡さん。Jタウンネットの取材に、

「GoogleMapを見て設計図を書きながら、プラレールでどうやって各駅の形に仕上げるか、また、どうやったら多くの人から共感を得られるかを考えること。大体いつもこの2点に苦労します」

と自身の制作について話す。プラレール作りを続ける上で大切にしていることは「健康と予算と情報収集と情報発信」だとのことで、ストイックに「仕事」に打ち込んでいる様子をうかがわせた。

品川駅(画像は松岡さんのツイートより)
品川駅(画像は松岡さんのツイートより)

14年から本格的に活動を開始し、現在までイベントの主催やYouTuberなどのプラレール関連の仕事一本で生活しているという松岡さん。それ以前は会社員として働いていたそうだが、会社員生活を通してある疑問を抱くようになったと説明する。

「会社員は2年間やりました。転職4回なので5社まわりました。ざっくり言いますと、パワハラや給料未払い、社員がお金をくすねていた、などがありました。そのときに、会社にしがみつく働き方に嫌悪や不安を抱くようになり、会社で働くこと以外の方法を探すようになりました」

そんな時に松岡さんが偶然出会ったのがプラレールの本だった。本の中には「鉄道玩具の世界にはまだまだ発展途上、専門家もいない」といった主旨のことが書かれてあったそうで、

「当時はまだプラレールの情報発信をしている人が少なかったので、やれば勝てると思った」

と確信。会社員を辞めると同時に、YouTubeでプラレールの動画を発信し始めたという。

気になる収入面については月収で30~50万円ほどで、企業案件が入るときには100万円くらいになることもあるそう。イベントなどがない日は動画のネタを考えたり、次回イベントの企画構想やSNSで情報発信をしたりしているという。

「世の中にはいろいろな働き方、生き方がある」
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