シカ、飛行機、ミカン... 大阪駅ホームに導入された「イラスト案内」がグッドアイデア
朝と夜の通勤ラッシュで混雑する都会の駅。押し込まれるように電車に乗り、ギュウギュウ詰めの電車から降りた後も、人の流れにのって改札までいかなければならない。
そんな中をちょっとでもスムーズに移動できるよう、JR大阪駅ではある取り組みを試行している。ポイントはホームに貼られた「ライン」だ。
シカ、飛行機、ミカン...。カラフルなラインにはそれぞれシルエットが入っているが、これは単にかわいさを重視したわけではない。
緑ラインのシカは大和路快速(奈良方面)、青ラインの飛行機は関空快速(関空方面)、オレンジラインのミカンは紀州路快速(和歌山方面)に「並ぶ列」を示している。それぞれを象徴するシルエットがラインにあることで、ホーム先端の表示が見えなくても並ぶことができる。
ツイッターでは「気がついたら地面がこうなってた」「おもしろい!!」との声があがっている。Jタウンネット編集部は2019年7月5日、JR西日本近畿統括本部に、この取り組みの背景を聞いた。