ダンゴムシには高い情報処理能力があった! 小・中学生の生き物研究がスゴイ
2018.01.20 07:16
ミジンコを飼育する中学生
顕微鏡をのぞき込んでいるのは、広島大学付属中学校1年の石川こひめさん。「水中微生物の動きとか、形がおもしろいから、プランクトンを研究してみたい」と研究しはじめたといいます。
石川さんは、家で複数のミジンコを飼育し、その繁殖力を観察、それによりミジンコの世代交代の期間を明らかにしました。
また一匹が何匹の子を産むか、脱皮の間隔がどれぐらいか、それぞれの種類ごとに解明しました。去年、このミジンコの研究が広島市で表彰されました。
「次々と世代交代するように、自分たちはどんな環境を作っていけばいいのかということを思いました」。研究を通し、私たちの行動も自然に影響を与えることに気がついたという石川さん。
そのまなざしを、私たちも見習っていきたいですね。(ライター・石田こよみ)