北海道名物「いかめし」&「利尻昆布」が〝やき弁〟参戦! いつもと違う「みそスープ」との相性も◎
「いかめし」の味を再現!「やきそば弁当 森町名物いかめし味」
まずは「やきそば弁当 森町名物いかめし味」を食べていきます。
「いかめし」は森駅の駅弁として知られ、森駅近辺の車内ではいかを煮た醤油の匂いが充満しているとかしていないとか。
森駅の「いかめし」と、今は駅弁ではなくなりましたが長万部駅の「かにめし」は、道央・道南方面の駅弁の大定番としておなじみです。
いかの風味を効かせた醤油味にみりんのコクや甘みを加えたソースで「いかめし」の味を再現しています。
ソースだけ舐めると「いかめし」の味の再現性が高くて素晴らしいのですが、味が比較的おとなしいためか、麺と合わせるといかの風味がだいぶ弱まってしまいます。
「やきそば弁当」のソースは基本的にあまり濃厚味ではなく、別添のスープと一緒に食べることで塩気が最適化される傾向があるので、あまり濃くするとその「やき弁」らしさが消えてしまうのかもしれませんね。
「ふりかけ」には七味唐辛子が入っており、それほど辛いわけではありませんが、やさしい味のソースに辛味や香りで輪郭をつけていました。
麺は中細で縮れのついた油揚げ麺。
いつもの「やき弁」の麺に比べてひとまわり細いですが、ややソフトの食感は引き継いでいました。
具はイカとキャベツが入っています。
イカもキャベツも、それなりにたくさん入っていました。
「いかめし味」なのでいかはそれらしい要素ですが、「めし」の方の再現はしていないようです。