北海道名物「いかめし」&「利尻昆布」が〝やき弁〟参戦! いつもと違う「みそスープ」との相性も◎
北海道名産「利尻昆布」使用!「やきうどん弁当 利尻昆布だし醤油味」
続いては、「やきうどん弁当 利尻昆布だし醤油味」。
過去にも「やきうどん弁当」は発売されていたことがあり、その際は昆布ではなくかつおだしのソース味でした。
ソースは利尻昆布のだしを効かせた醤油味。焼うどんらしくだし風味や甘みを前面に押し出しており、多めの油脂と甘みが合わさりこってりしています。
「利尻昆布だし醤油味」と聞いてあっさりで穏やかな味を勝手に想像していたので、こってり濃厚なのは意外でした。
また、和風のだし醤油味の他にやや酸味を伴ったクセのある風味が感じられ、その正体はじっくり味わってみても原材料を見てみても何なのかはさっぱりわかりませんでした。
メーカーサイトにもその説明がないので、意図的にぼかしているのか、もしくは筆者の単なる勘違いなのか......。
ただ、そのクセのある風味があとを引く味を作り出しているようにも感じました。
「いかめし味」と同様、「ふりかけ」には七味唐辛子が入っており、辛いわけではありませんが七味の風味が焼うどん感をより高めています。
麺は太め幅広で縮れのついた油揚げ麺のうどん。
「やきそば弁当」の麺と同じくソフトな食感が特徴で、昆布だしのソースに対してやわらかく存在を主張しており、両者のバランスは良好でした。
具はキャベツのみ。
キャベツの量はまずまず入っていますが、七味唐辛子があるとはキャベツだけなのはちょっとさみしい印象。
具にコストを割けないほどソースや麺が充実しているようには見えなかったので、他の「やき弁」シリーズの商品に比べて少し見劣りしているように映りました。