同じ「ちゃんぽん」でも全然違う! 長崎&八幡浜、凄麺が再現した「地元の味」を食べ比べ
「凄麺 八幡浜ちゃんぽん」食べてみた
醤油味ベースの澄んだスープに、太くて縮れのついたノンフライ麺と、じゃこ天やエビ団子などの具が合わせられています。
スープは、「長崎ちゃんぽん」の豚骨ベースの白いスープとは見た目も味もまったく別物。
魚介の旨みやキャベツなど野菜の甘みを効かせたあっさり醤油味で、胡椒を強めに効かせることでハッキリした輪郭に。
あっさりな中でも魚介や野菜やしっかり感じ取れ、やさしくて繊細な美味しいスープでした。
一般的に多くの「八幡浜ちゃんぽん」を供するお店の麺は太いようですが、この麺は「長崎ちゃんぽん」で使われているものと同じタイプに見えます。
スープがあっさりなので麺の存在感が際立ち、ノンフライ麺の自然な甘みやもちもち感が前に出てきます。
麺とスープのバランスを取るなら麺はもっと細い方が良さそうですが、「凄麺」のノンフライ麺はとてもおいしいので、麺が太くて目立つのも悪くありません。
具は、じゃこ天、えび団子、イカ、キャベツ、ニラ、ニンジンが入っており、種類豊富で量もあります。
お店で供される「八幡浜ちゃんぽん」は八幡浜名物のじゃこ天や魚練り物が用いられることが多く、今回の商品でもじゃこ天とエビ団子の2種の練り物が入っています。
特にじゃこ天は他社含めてカップ麺で見たことがなく、とても面白い存在。
エビ団子は「長崎ちゃんぽん」に入っているものと同じで、2種合わせて練り物がかなりたくさん入っていました。
他にイカやキャベツなどの野菜も入っており、具にも定評がある「凄麺」シリーズの中でも屈指のボリュームです。