こんなトコまで「めがね」かよ! 顔ハメにマンホール、そしてフェス...「鯖江めがね」の故郷の「めがね愛」が凄すぎた
めがねだらけのメガネストリート
鯖江駅に降り立った瞬間、記者を待ち受けていたのは「めがね」だった。駅のホームから見える柵にめがねのモチーフ、跨線橋の壁にはめがねの写真、待合室のガラス壁にはめがねのイラスト、改札上にはめがねの看板。
そして駅舎から一歩外へ足を踏み出すと、今度は赤いめがねのオブジェがお出迎え。
鯖江駅の改札は駅舎の西側にある。その北西にある本町商店街や、さらに先の西山公園にも、めがねスポットが。
鯖江という街には、この他にもいたるところにめがねをモチーフにした何かが存在している。
それが特に集合しているのが、「メガネストリート」と名付けられた鯖江駅前から続く2本の道だ。
まずは駅から出て南に向かって歩いてみよう。こちら側の「メガネストリート」はイベントホール「サンドーム福井」まで続く。
その道中にあるのは、めがねだらけの「ケータリングパーク」。
それに、巨大な「めがねリング」、道路には視力検査で使われる「ランドルト環」型の反射板、などなど......。
記念撮影の定番「顔出し看板」だって、勿論めがねだった。
もう片方のメガネストリートは、駅の地下道をくぐり抜けて東へ真っすぐ。
その地下道の床でも、めがねのプロジェクションライトがくるくる。階段にはめがねの彫刻が施されていた。
地上に出るとすぐある車止めはめがねをかけているし、真横の駐車場もめがねに囲まれている。
路上に並ぶベンチもめがねだし......。
ふと足元を見ると、街路樹のまわりにもめがね。「ポイ捨て禁止」を呼びかけるパネルも制水弁もめがね。どこを向いてもめがねが視界に入ってくる。
あまりにもめがねをたくさん見すぎてだんだん目がおかしくなってきた。もはや丸が二つ並んでいれば全部めがねに見える。
......そう思いながら眺めていたマンホールも、よく見るとブリッジがついていた。めがねだった。