「4歳の夜、目覚めたら両親が消えていた。妹を守るため外に飛び出すと、見知らぬ車がゆっくりついてきて...」(兵庫県・30代女性)
姉妹を助けてくれた「スーパーマン」へ、ありがとう
道順を伝えると、おじさんは祖母の家まで連れて行ってくれました。インターホンを押すと祖母が「こんな時間に何事!?」といった顔で慌てて出てきます。
おじさんが少し状況を説明し、私も起きたら両親が居なくなっていたことを話すと、祖母は思いついたようにどこかに電話をかけていました。通話が終わると、祖母はおじさんにお礼を言い、おじさんは安心した顔で帰っていきました。
その後、両親が急いで迎えに来ました。祖母からキツイお叱りを受け、とても反省している様子でした(高校生になってから聞いたのですが、両親は同じマンションに住む父の兄夫婦の部屋に飲みに行っていたそうです)。
あの時、祖母の家まで送ってくれたおじさんに今でも感謝しています。おじさんが助けてくれなければ、もしかしたら別の誰かの車に乗って誘拐されたり、あるいは事故に遭ったりして、二度と帰って来れなかったかもしれません。
私と妹を助けてくれたスーパーマン、ありがとうございます。
今では私にも3歳と1歳の子供が居ますが、何があっても絶対に子供たちだけにはさせないと日々気をつけています。
ピンチの時に現れた「私のヒーロー」との出会い、聞かせて!
絶体絶命のときに救ってくれた、辛いときに励ましてくれた――あなたに、そんな忘れられない「ヒーロー」は、いるだろうか?
Jタウンネットでは読者の皆さんが出会った「私のヒーロー」との思い出を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんなときに助けてくれたのか、どんな人だったのかなど、500文字程度~)、ヒーローと出会った時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)