「キャバクラの仕事後、酔って電車で立てなくなった。その場にしゃがみ込む私に、乗客のおばあさんが...」(埼玉県・20代女性)
祖母くらいの歳の女性が...
お店の最寄り駅は始発駅なので、普段私が帰宅する時は人も少なく座って帰れるのですが、その時はもう昼間の10時くらいで人も多くなり座席も満員状態でした。
仕方なくドア付近に立って寄りかかっていましたが、悪酔いしていたうえにもともと乗り物酔いしやすい体質だったため、いつもは平気な電車でも動き始めるとみるみる悪化。私はとうとう立っていられなくなり、床に座り込んでしまいました。

すると、近くの座席に座っていた自分の祖母くらいの年齢の方たちの1人が近づいて来て
「大丈夫? 体調悪いなら座りなさい」
と声を掛けてくださいました。
私はその時、明らかに夜の仕事をしているとわかるくらい、髪型もメイクも服装も派手でした。そんな私を気遣ってくれたことが、とても嬉しかった。
でも、私はおばあさんの申し出を断って、立ち上がりました。