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あの時はありがとう
旅先いい話

「キャバクラの仕事後、酔って電車で立てなくなった。その場にしゃがみ込む私に、乗客のおばあさんが...」(埼玉県・20代女性)

福田 週人

福田 週人

2022.04.28 11:00
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人を見た目で判断していた私

そこからはおばさん方も何も言ってこなくなりました。そして、また数駅分電車が進んだ後に隣の人の気配が無くなったので顔を上げると、おばあさん方が降りる所でした。

私が「ありがとうございました!」と伝えると、おばあさんたちは「お大事にね」と言って降りていきました。

派手な見た目の私に偏見を持たずに接してくれて、助けてくれて、守ってくれたおばあさんには今でも感謝してもしきれないです。

一目で「夜の仕事」と分かる私に...(画像はイメージ)
一目で「夜の仕事」と分かる私に...(画像はイメージ)

当時の私はまだ若く、見た目で人を判断していた部分もありましたが、彼女との出会いで人としても学ぶ事もできました。

あの時の事を思い出しては、困っている人や少しでも様子が気になる人がいたら声がけをするようにしています。

......今でも相変わらず見た目が派手な方なので、声を掛けると驚かれてしまうこともありますけどね!

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)

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