幼いころに口にしたフルーツの味が、70歳を過ぎても記憶に残っている。
それは、貧しくとも「子どもたちのおやつに」と母が手に入れた種のおかげでした。
――鹿児島県在住の70代男性・Nさんからのおたよりを紹介する。
60年以上前の思い出(画像はphotoACより)
<Nさんからのおたより>
65年くらい昔、私が6歳頃の話です。
私の家はものすごく貧しく、当時44歳の母が、人からもらった雑誌の「あげます」コーナーで見た方にハガキを出して「時計草の種子」を送ってもらいました。
「実ったら子どもたちのおやつにでもなれば」との思いだったそうです。