「『私なんていなくなっちゃえばいい』。高校の勉強についていけず、思いつめた私は電車の中で...」(埼玉県・10代女性)
「おじ様のおかげで今の私があります」
埼玉県在住の高校3年生・Fさんから編集部に一通のメールが届いた。
そこには、高校に入学したばかりだったFさんを救ってくれた一人のおじいさんへの感謝の思いが綴られていた。

受験の末、目標としていた高校に進学したFさん。
しかしいざ入ってみるとなかなかその授業のペースについていくことができず、苦戦する毎日を送っていたのだという。
毎日学校や部活が終わった後は塾に通い、遅くまで勉強をしていたにも関わらず、テストは散々な結果。
そんな自分に嫌気がさし、電車の中で思い詰めていたFさんに、見知らぬおじいさんが声をかけてきた。