都会育ちの若者に、地方移住はできるのか? 仕事、趣味、人とのつながり...「住みたい田舎No.1」の西条市なら大丈夫!
仕事の見つけ方、人とのつながり方、ぜ~んぶ市がサポートします
西条市が移住者に人気のワケ――。1つには、「移住推進課」による移住希望者への「過剰な」サポートが関係していることは以前お伝えした通りだ(詳しくは、「至れり尽くせりってレベルじゃない... 『住みたい田舎NO.1』愛媛・西条市には、日本一親身な移住コンサルタントがいた」をご覧あれ)。
筆者の質問に答えてくれたのは、そんな移住推進課の副課長・石川浩二さんだ。ぼんやりとでも「移住」というワードが頭に浮かんだら、市の公式サイト「LOVE SAIJO」を見てほしいと語る。
その言葉に従いサイトを覗いてみると、移住に関わる情報がびっくりするくらいのてんこ盛りで「移住までのステップ」というコンテンツを見れば、移住までの具体的なイメージを持つことができる。
移住推進課への移住相談は、問い合わせフォームや電話から可能。主に「住まい」と「仕事」についての相談が多いという。
仕事に関して言えば、今までやってきたような仕事を続けたいのか、0から始めたいのかなどをヒアリングした上で、市内の企業情報を提供したり、働いている人を紹介したり......。そう、実際に西条で生活している先輩に会うこともできちゃうのだ!
また、職員がコンシェルジュとして市内を案内する「無料アテンドサービス」や移住希望者ひと組ごとのリクエストに合わせてカスタマイズできる「1泊2日の無料体験ツアー」は、移住後の暮らしを味わえるため、移住推進課イチオシのサービスだという。
もちろん、趣味に関する相談だって聞いてくれる。
せっかくなので筆者も、超個人的に「西条でやってみたいこと」について、石川さんに質問してみた。
記者:西条に移住したら、海辺で釣りをしたり、山にキャンプに行ったりしたいんですけど、良い場所を教えてもらえたりって......できますか?
石川さん:(記者と)同世代で釣りをしている釣り仲間やキャンパーに会わせますよ!
まさか釣り人やキャンパーまで紹介してもらえるとは......! どうして西条市は色んな人を集めることができるのだろう。
「西条市は人と人の『つながり』を大事にしています。移住希望者のために人を探す中で、どんどん関係性が広がるんです。
移住希望者のリクエストで、私たち職員の知見も広がりそれが西条市に還元できています」
筆者はこれまで何度も西条市を取材しているが、そのたびに人の温かさに気づかされる。
移住の先輩や西条のことならなんでも知ってる市役所職員もいるし、安心して新しい一歩を踏み出せそうだ。
最後に、この記事を読んでちょっとでも西条への移住に興味をもった人へ。西条市は「えひめオンライン移住フェア」に参加していて、3月5日にはどんなことでも聞ける「市町なんでも相談」を予定。参加費無料なので、ぜひこちらからご予約を!
<企画編集・Jタウンネット>