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田舎暮らしの概念が変わるかも?鳥取県湯梨浜町のカルチャー探訪録

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全国のやさしさ集まる【ほっこりタウン】できました

都会育ちの若者に、地方移住はできるのか? 仕事、趣味、人とのつながり...「住みたい田舎No.1」の西条市なら大丈夫!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2022.02.17 14:00
提供元:西条市

心強い先輩移住者たちにアレコレ聞いた

せっかく移住するんだったら、心機一転、仕事も全く新しいことに挑戦してみたい!

そんな風に考えている人ももちろんいるだろう。

そこで西条市で「新たな働き方」に挑戦してきた移住者や地元民にも話を聞いてみることにした。

そんな彼らが集まるのは、西条市内の商店街にあるコワーキングスペース「サカエマチHOLIC」だ。

左から高田裕明さん、木村真一さん、柴崎志保さん、田村裕太郎さん
左から高田裕明さん、木村真一さん、柴崎志保さん、田村裕太郎さん

ここは仕事場としてだけでなく、「地元住民と移住者をつなぐ場所」としても機能している。今回4人の移住者や地元民に話を聞くことができた。

東京都出身の高田裕明(39)さんは、元々オフィス用品メーカーの営業やPR系の会社を起業し、その後フリーランスとして就職支援などを行っていた。

新たな仕事を地方で見つけるため18年3月、妻と娘と西条市に移住。それから3年間、西条市で起業を志すメンバー(起業家)を育成するプロジェクト「Next Commons Lab(ネクストコモンズラボ)西条」(以下、NCL西条)のコーディネーターに着任し、起業サポートも行っていた。

そして現在は、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」を販売するキッチンカーや西条のやさいを全国に届ける「西条やさい便」の運営者として活躍中だ。

地元の高校生と高田さん
地元の高校生と高田さん

そんな高田さんに移住者向けの「西条市での新しい仕事の見つけ方」を聞いてみた。

「起業するしないに関わらず、3年位のスケールで仕事観を考えるのが良いと思います。仮に移住1年目でなにかしようと思っても、知り合いも少ないので助けてくれる人は多くないですよね。まず1年間は西条で元の職種と似た仕事をしたり、元々やっていた仕事をフリーで受けたりする間に、自分に何ができるのか、今どういう状況なのかを確認するといいです」

とにかく1年目はお金を蓄え、同時に地方で自分ができることを探すのがベスト。そしてコワーキングスペースといった場所で色んな人と出会い、様々な職種の人と話し合うことで仕事が生まれるケースもあるとのこと。高田さんは、キャリアカウンセラーもしているため「自分の武器が少ないと思う人がいたら、西条に来てくれれば是非僕が話を聞いて、魅力を引き出しますよ!」と笑顔で語った。

2017年9月、結婚を機に夫の職場である西条にやってきた柴崎志保(32)さんもまた、様々な人と出会ってみることを大切にしている。

「たとえば、今私たちが集まっているサカエマチHOLICに来れば、移住の先輩から『どんな仕事があるのか』や仕事の探し方、働き方など色んな話を聞けます。そういう情報を集められれば、移住後の不安も払拭できるし、将来のイメージが膨らむんじゃないかなって」

柴崎さんは、移住前に採用コンサルティングの仕事をしていた経験を活かし、市内企業の人材課題を解決するために様々な取り組みを行う「まちの人事部」の立ち上げに貢献。21年からは中小企業の人材採用や入社後の研修、カウンセリングを行う個人事業も始め、活躍中だ。サカエマチHOLICを頻繁に利用し、オンライン研修の場所として活用したり、異なるバックグラウンドを持つ人々と仕事の情報共有を行ったりしているという。

一番右側が柴崎さん
一番右側が柴崎さん
「初めて来た土地に頼れる人が居たほうが、新しい仕事はやりやすい。知り合いを作るっていう意味でも、何らかのコミュニティに所属して顔を出すことは大事だと思います」(柴崎さん)
じっくりお話しませんか?
「0からの仕事」にも、「人とのつながり」が重要
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