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都会育ちの若者に、地方移住はできるのか? 仕事、趣味、人とのつながり...「住みたい田舎No.1」の西条市なら大丈夫!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2022.02.17 14:00
提供元:西条市

地方から、東京の会社で働く

まず話を聞いたのは、東京のアパレルメーカーに所属し、西条市でリモートワークを行う近藤優依(39)さん。コンピューターを使って、スポーツウェアをデザインしている。

リモートワークをする優依さん
リモートワークをする優依さん

西条市に移住してきたのは20年6月のこと。それ以前は東京に住んでいて、今と同じ仕事をしていた。

遠方からのリモートワークって、東京で働くのと比べて大変なのではないだろうか。

そう思った筆者だったが、優依さんは西条で働くメリットは大きい、と語る。

「すごく実務的な話ですけど、パソコンで仕事をしていても眼が疲れないんですよ(笑)。休憩するときに、仕事場兼自宅から見える山や海をボーッと眺められるからですかね」

優依さんはフリーカメラマンの夫・信也さんが西条市出身という縁で、東京の世田谷区から7歳と4歳の子供と4人で移住。「空き家バンク」で家を探し、市の中心部から車で30分程度の距離にある丹原(たんばら)地区の古民家(築約100年!)で暮らしている。

ちなみに西条市の「空き家バンク」サイトを覗くと、いくつもの戸建てが売り・貸し出され、2~3LDKで月額4万円台の物件も見つかる(筆者が以前、東京23区で住んでいたアパートの賃貸は1Rで6万台だった......)。

購入した古民家。丹原地区は西日本最高峰の「石鎚山」の山麓に位置し、瀬戸内海にも近い
購入した古民家。丹原地区は西日本最高峰の「石鎚山」の山麓に位置し、瀬戸内海にも近い
「東京に住んでいた頃もリモートワークをすることが多かったのですが、家が狭かったんですよ。ほぼワンルームのマンションの1室で、夫と隣り合わせ。
今みたいに自分が好きな音楽をかけながら仕事をしたり、ましてや外の景色を眺めてリフレッシュ...なんてことはできなかったですね」

家の広さは「心の広さ」と話す優依さん。古民家には部屋が何個もあり、おまけに庭付き。

仕事に行き詰まったら、家庭菜園の手入れや薪ストーブ用の薪割りをして「気持ちのいい忙しさ」を味わっているという。

仕事に疲れたら、庭の手入れ。仕事の気分転換になるという
仕事に疲れたら、庭の手入れ。仕事の気分転換になるという
「東京ではただ黙々と仕事をしているだけ。おまけに人も多くて、特に電車は混んでます。
比べて今の生活は、とにかく静かで落ち着いていますね。仕事が辛くなったら、ちょっと外に出て庭の手入れをしよう、自然豊かな景色を見てみよう、そういうことがすぐできます。
以前のようにデザインで悩んでパソコンの前で『ウゥッ』と頭を抱えることも減りました笑」

いいこと尽くしの移住生活。仕事で不便なことはないのだろうか。

「ほとんどないですね。東京に会社があるので、他の社員と会って話すことができないのですが、オンライン上でやりとりできますし。それにコロナ禍でなければ、(愛媛の)松山空港から飛行機1本で東京に行けますし」

地方に移住しても、仕事で困ることはほとんどないよう。

東京の自宅か電話やメール、ウェブ会議ツールで取材し、キーボードを叩いて記事を書いている筆者。ぶっちゃけ、パソコンとネットワーク環境があれば、どこでだって仕事はできそう......と常々思ってはいたのだが、本当に何の問題もなく......それどころか、今よりものびのびと働けそうな気がしてきた。

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