青森の郷土料理をカレー風味に! 年末年始のお腹にやさしい「けの汁カレー」
⑦味噌を加え、塩で味を調える
味噌を80ccの湯(分量外)で溶いて加え、1〜2分煮込みます。塩で味を調えたらできあがり!
土鍋からあふれんばかりの根菜、山菜、豆、高野豆腐、油揚げ……。まさに郷土料理という言葉がぴったりの、具だくさんの汁物です。食べればポカポカ、ほっこりと温まります。
和風だしをベースに、仕上げに加えた味噌の風味が活きていて、そこにスパイスの香りがマッチ。スパイスと和の風味は相性がいいのです。
その両者がバランスよく融合したところにいろいろな具材が加わり、ひと口食べるごとに異なる味と食感が楽しめます。かみしめるほどにジワーっとしみだす具材のやさしい味は、年末年始に酷使されて弱っている胃にもやさしく、お腹にもたれることもありません。
「けの汁カレー」を食べて、2017年も元気にスタートしましょう!
【けの汁カレーの極意】「クミンシードは熱い油でシュワーッとな!」
「クミンシードを加える前に、調理油の温度を十分に上げておきましょう。フライパンに比べると土鍋は温度が上がりにくい点に注意してください。加熱された油がゆらゆらとしてきたら、クミンシード投入のタイミングです。あるいは、作り方の中で紹介したように、試しにクミンシードを2〜3粒入れて様子を見てみましょう。油の温度が低いと香りが出る前にクミンシードが湿気ってしまい、温度が高すぎればすぐに焦げてしまうので、適温を見極めることが非常に大切です」
■レシピ考案・監修
東京カリ〜番長
1999年に結成された出張料理集団。全国各地のイベントでカレーのライブクッキングを行うほか、雑誌・書籍でのレシピ紹介、飲食店のメニュー開発を手掛ける。
https://www.facebook.com/tokyocurrybancho
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