揮毫は故・陳舜臣さん...神戸・南京町の豪華すぎる公衆トイレ「臥龍殿」
諸葛孔明にちなんで名づけられました
そのスポットがあるのは、中華街として有名な南京町だ。訪れた人のツイートを見てみよう。
南京町!食べ歩きなう!トイレがすごい!! pic.twitter.com/c2QaxpT9Pv
— りこ@読書 (@riri01) 2014, 2月 28
南京町のトイレっ(。?? O ??)!! pic.twitter.com/p2As57dSxx
— mic (@K814M3) 2013, 9月 17
【神戸観光】臥龍殿は南京町(中華街)の春節祭の時に使う龍が展示されています。臥龍とは諸葛孔明の別名で、伏せた龍の意味もあるそうです。でもここは公衆トイレなんです・・・#神戸観光 pic.twitter.com/TM6eYnTFcO
— 神戸観光のま~君 (@kobemarkun) 2014, 9月 21
春節(旧正月)の祭りに使う龍が出迎えてくれるこの中華風の壮麗な建物は、上記で驚いている人がいることからもわかるように、実は公衆トイレなのだ。その名も「臥龍殿」。
ちなみにその内部はこの通り。
臥龍殿の中(*^◯^*) pic.twitter.com/wPjb7FsEq0
— たけこ (@shiyuu_s) 2013, 6月 25
南京町のトイレがやばい(*・ε・*) pic.twitter.com/VpKqJQeFDN
— あやぱむ (@pamtvxqjyj) 2014, 11月 7
総工費実に約7000万円。美麗な装飾品の数々は、台湾までいって集めてきたものだという。1993年の完成直後には行列までできたとか(朝日新聞夕刊、1994年9月1日付)。
だが最も「豪華」なのは、「臥龍殿」の名が記された看板だろう。揮毫したのはそう、亡くなった陳舜臣さんその人なのだ。
「臥龍」といえば三国志で有名な諸葛孔明のあだ名。その名を冠したトイレの名を、三国志に関する著作を多く物した陳さんが書いているのだから、これほど贅沢な組み合わせはあるまい。
訪れる方は、ぜひ胸の片隅に置いてほしい。