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燃える雛人形、女神輿は弾み、ブラジャーが奉納される! 和歌山市「淡嶋神社の雛流し」

織江賢治(おりえ・けんじ)

織江賢治(おりえ・けんじ)

2014.02.24 19:02
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船の神輿を担ぐのは全員女性

さて、肝心の「雛流し」は正午より始まります。本殿には隙間がないほどギュウギュウに雛人形が並ばれていて、その前でまず修祓の儀(清めのお祓い)、神饌の儀(お供え物を神に捧げる)など「雛納祭」を行います。

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次に神官の格好をした少年が巫女さんから紙の形代(かたしろ)を受け取り、3隻ある舟の中に収めていき、それが終わると少年神官は「お雛様です!」「お内裏さまです!」と元気良く雛人形を1体1体高らかに掲げ、巫女さんとともに1体1体丁寧に、それぞれの船に乗せていきます。

3隻の船が雛人形でいっぱいになると、いよいよ!
さきほどの少年神官が巫女さんを従えて、ゆっくりと階段を下りていき、その後ろには雛人形で満杯になった3隻の船が続きますが......

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その船を担いでいるのは、み~んなナオンじゃないですかー!
まさに、女性の女性による女性のための雛流し!
彼女たちは一般公募の女性たちで、女性であれば希望すれば担ぐことができるそうです。

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一団は神社の鳥居をくぐると左に折れ、一路300メートル離れた海岸へ。途中休憩をはさみつつも、厳かに運ばれています。

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大海原へ向かった人形たちの本当の末路は
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