ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

ふんどし男のケツにウホッ! 千葉・匝瑳市「冷水ぶっかけ裸祭り」

織江賢治(おりえ・けんじ)

織江賢治(おりえ・けんじ)

2014.01.30 11:46
0

祭りを中止したら疫病が流行した!

さて、このお祭りの由来についてですが、世話役である石井公男さんと石井重雄さんにお話を伺ったところ、無病息災を祈願して400年くらい前から行われているもので、冷水は神前で身を清めるために浴びるのだそうです。

明治時代に徴兵などで男手が足りなくなり祭りを中止せざるを得なかった時期があったそうですが、その際は疫病が流行り、大変な被害を受けたそうです。そこで再び祭りを開いたところ、疫病はピタっととまり、以降は毎年欠かさず行っているそう。

祭りは女性の参加は厳禁ですが、昔はそれぞれの玄関先でさらしを巻いた女性が祭りに合わせて「個人的に」行水する姿も見られたようです。

そんなこんなで30分ほどまったりタイム。すでに世話役の方の何人かが赤ら顔になっていましたが、ここからが本番です。

22時近くになると、いい場所で写真を撮ろうとぶっかけ場のまわりに見学者が集まり始め、寒~いなか固唾を飲んでそのときを待ちます。

town20140130_matsuri_ph08%20IMG_9938.JPG

そしていよいよ22時半! 「エッサ! ホイサ!」「エッサ! ホイサ!」の掛け声とともにふんどし姿の男衆が登場!! そしてぶっかけ場の前でおしくらまんじゅうを組み、ひたすら荒ぶる!

town20140130_matsuri_ph09%20IMG_9952.JPG

そうして2~3分ほど高ぶった後、リーダーらしき男性の合図でそれぞれが桶を手に冷水を汲み......。「せーのぉーっ!」の掛け声でザバー!!!

town20140130_matsuri_ph10%20IMG_9963.JPG

ザバー。

town20140130_matsuri_ph11-1%20IMG_9968.JPG

あっちでもこっちでもぶっかけザバー!! 男たちは荒ぶりながら何度も何度も桶を取り、カメラの前で大サービス。それにしてもこのクソ寒い中、全裸で冷水を浴びるなんて、どんだけマゾなんでしょう(笑)。いや、僕も真冬の別の裸祭りに出たことがあるので、人のことは言えないんですけどね。

town20140130_matsuri_ph12%20IMG_9985.JPG

周囲は男たちの熱気でもうもうと湯気が立ち始めます。間近で撮ってるこちらは靴に水が染み込んできて、エライコッチャ状態。それにしてもプリッとしたたくましい男のケツを見ると、「ウホッ!」っていう声が出るのはなぜなんでしょうか。僕にそっちの気はないですけど。

裸体の男たちが手をつないで合唱
続きを読む
PAGETOP