名古屋メシの隠れたスター!?　謎のご当地メシ「ミヤビヤ」とは？！

［ドデスカ！‐名古屋テレビ］2016年6月23日放送の「全力リサーチ」のコーナーでは、東海地方限定でわずか数軒でしか食べられない、謎のご当地メシ「ミヤビヤ」について紹介されていました。

（撮影＝Fujiyama Attack　flickrより）

名古屋在住の方でも知っている人が少ない「ミヤビヤ」とは、鶏肉と玉ねぎを炒めてトマトソースやデミグラスソースに絡め、半熟卵を乗せたシンプルな料理です。

名古屋でも数軒でしか食べられないのですが、そのルーツは揃って不明とされています。

調査を進めると、香川県で医師として働く愛知県出身の石川元さんが、ミヤビヤは母の味で祖母が名古屋の食堂で教えてもらってきたと、お母さんとの思い出をお話されました。石川さんはフランス語のマイヤベーアを日本語読みしたのではと推察されていて、マイヤベーアとはフランスの作曲家マイヤベーアが客にふるまった料理のことです。

実際にフレンチレストラン「レトワール・ドゥ・ジャパン」で、マイヤベーアのレシピを作ってもらったところ、味は全く違いますが見た目が似ており、シェフの佐伯宏彦さんは多くの方に食べてもらうために広がっていった料理が「ミヤビヤ」ではないかとのことでした。

愛知県民にもあまり知られていないご当地メシ「ミヤビヤ」は、家庭でも簡単に挑戦できるご当地メシだと思います。（ライター：ｍｏｃａ）