2軒の家をつなぐ流しそうめん その舞台裏にある豊かな東京谷中暮らし

2014年10月14日 13:46

夏まっさかりの日曜日、東京都台東区谷中で流しそうめんが行われました。この流しそうめん、ひと味違うのは”2軒の家を繋げる”というダイナミックさ。2階から隣家の1階に流すというアクロバティックな構成で、毎年ご近所40〜50人もの人が訪れるそうです。
今回は谷中で、”普通の住民”が地域に家を開き、人が集う”谷中暮らし”を取材しました。
ナナメの関係が生まれる谷中で開かれた “家をつなぐ流しそうめん”

ユニークな流しそうめんが行われたのは台東区谷中の一角。このあたりは “谷根千”(谷中・根津・千駄木) と呼ばれる、東京の寺町・下町の風情を残した、緑の多い情緒溢れる地域です。

会場は谷中の2軒の家(山本家と長谷川家)。数年前に谷中に引越してきて偶然隣あって住んだ20~30代の彼らは、家族・友人ぐるみで仲良くなり、「谷中ロクサンマル」というコミュニティ名で、ここに住むさまざまな人と繋がりながら暮らしています。

流しそうめんでは、ご近所共同でつくっているアーツ千代田3331の屋上菜園の野菜が持ち込まれました。集まった女性や子どもたちがおにぎりを握る横で、男性陣が切り出されたばかりの竹の節をとり、着々と竹の土台の組み立てが行われます。

子ども〜50代の総勢50名ほどが2軒を行ったり来たりし、ご近所のカフェオーナーが差し入れを持ってきたり、歌い手がギターを弾いて歌えば大合唱が生まれたりと、沢山の出会いが生まれながら7時間におよぶにぎやかな会は閉じました。

近隣の小学生が一人で来て大人たちと遊び、すっかり馴染んでいくシーンもあったそうです。さらにはこの日をきっかけに、谷中に移住することを決めた夫婦もいるとか。親でも学校でも親戚でもない、ナナメの関係が生まれるのが谷中の風景です。

【画像1】隣家の2階とコミュニケーション(写真撮影:近藤小百合)
【画像1】隣家の2階とコミュニケーション(写真撮影:近藤小百合)

【画像2】子どもたちも身を乗り出してそうめんをキャッチ(写真撮影:内田友紀)
【画像2】子どもたちも身を乗り出してそうめんをキャッチ(写真撮影:内田友紀)

【画像3】この日握ったおにぎりを、ご近所におすそ分け(写真撮影:内田友紀)
【画像3】この日握ったおにぎりを、ご近所におすそ分け(写真撮影:内田友紀)
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