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一緒に働きたい『はたらくのりもの』1位はやっぱり飛行機だけど... パイロットにも負けない「外航船員」の魅力を伝えたい!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2023.11.30 12:00
提供元:J-CREWプロジェクト

私たちの生活に欠かせない「はたらくのりもの」。

通勤通学で使うのはもちろん、物流を支える乗り物たちがなければ日々の買い物もままならないし、工事現場に車がなければ高いビルも平らな道路も作れない。街で安心して暮らせるのも、緊急事態に駆け付けてくれる車があるからだ。


そんなカッコイイ「はたらくのりもの」たちについて、Jタウンネットでは2023年11月2~24日の期間、読者の皆さんにこんな質問をしていた。

「どの『はたらくのりもの』と一緒に働きたい?」

選択肢は「やっぱり身近な鉄道車両」「近くにも遠くにも行けるバス」「国内外を行き来する飛行機」「遠くの国までたくさんの貨物を運べる船」「物流でみんなの暮らしを支えるトラック」「工事現場で活躍する車」「緊急事態に駆け付ける消防車・救急車・パトカーなど」「その他」の計8つ。

投票総数は543票。果たして、結果は――。

1位・飛行機、パイロットは超高収入

こちらが結果をグラフにしたもの。

「一緒に働きたい!」と一番多くの読者に思われていたのは、飛行機。26.2%(142票)がこの選択肢を選んだ。

パイロット、整備士、CA......飛行機と働く仕事はいろいろあるが、確かにどれもカッコイイ。特にパイロットはお給料も高い。令和4年賃金構造基本統計調査で、職種別の給与額を見てみると、"航空機操縦士"はかなりの高給取りだと分かる。「所定内給与額」で1285万4000円。これは医師(1096万1000円)よりも多い。夢がある......。

閑話休題。人気投票は2位・電車(20.4%、111票)、3位・緊急車両(14.0%、76票)と続く。子供の頃から、この2つに憧れてきた人は多いはずだ。

惜しくもトップ3からは漏れてしまったものの、12.9%(70票)の船も、僅差で4位につけている。


さて、投票のページに『提供:J-CREWプロジェクト』と書かれている通り、このアンケートは「J-CREWプロジェクト ~やっぱり海が好き~」の提供でお送りしている記事である。このプロジェクトは、海を舞台に活躍する外航船員の仕事の魅力を伝えるために活動している。

というワケでここからは、国内から海外へ、海外から国内へ、あるいは海外から海外にも、世界中でたくさんの貨物を運べる「外航船」で働く人、外航船員の魅力をご紹介する!

パイロットに負けてない、外航船員の待遇

まずお伝えしたいのは、外航船員の待遇は、一番人気の飛行機を操るパイロットにも大きく負けていないということ。

会社によって差はあるが、30代でも年収1000万円を超えることがあり、船長・機関長にもなると2000万円超えも有りうる。つまり、パイロットの平均年収にも引けを取らないのだ。

入社したての初任給は、大手外航海運会社の場合は基本給が約24万円。これに、年2回のボーナス(それぞれ基本給の約5か月分)も付くという。

その仕事の特徴はやはり、長い乗船期間があるということで、約4か月、あるいは約6か月、船に乗りつづけるが、乗船中は光熱費・水道費・食費がすべて会社負担な上、基本給とほぼ同額の各種手当が支給される。同じ基本給を貰っている他業種の人と比べると、自由になる額にはかなりの差があるだろう。

外航船・船長の1日のタイムスケジュール
(J-CREWプロジェクト公式ホームページより)

こちらは、ある外航船の船長の1日のスケジュール。

役職によって業務にあたる時間は異なるが、決められた時間に働く、というのは他の業種とかわらない。むしろ、毎日満員電車に乗って出勤する必要もないので、自由になる時間だって多そうだ。

そして、外航船員ならではの楽しみもある。

美しい異国の港に入り、その街の風情や文化に触れたり、自然の驚異を直に味わったり、美味しい料理に舌鼓を打つことは、船員にとって最高の楽しみ。心躍る風景に海側から迫っていく妙味があります。船上から見る美しい朝日や夕日、夜空の星も、船員にしか見ることのできない特権のひとつです。
仲間との絆を深め、大自然と異文化に触れながら、好きな仕事に従事できる素晴らしさ...人生の醍醐味がここに凝縮されています。
出典:J-CREWプロジェクト~やっぱり海が好き~ 「船員さんQ&A」
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そして、そんな乗船期間が終わると、2~3か月程度の連続した休暇も取れる。

これだけ休みがまとまっていると、他の職業についていてはチャレンジできないことも、体験できるに違いない。


「外航船員」になる人は、早くから目標を持って商船系高専や商船系大学などに入って学んでおり、それ以外の人にとってはきっと、そんなに身近な仕事ではないだろう。

けれど、少しでも触れてみればその魅力に気付くはず。

もっと詳しく知りたくなった人は、J-CREWプロジェクト~やっぱり海が好き~の公式ホームページまでいって、"航海"を楽しんでみて。

<企画編集:Jタウンネット>

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