セブンで買える「すじ青のり」推しカップ麺2種が凄すぎた 具が少なくても高級感バツグン
セブンプレミアム「すじ青のり天ぷらうどん」食べてみた

まずは「すじ青のり天ぷらうどん」。
定価は税別268円で、少し大きめのタテ型カップの商品としては一般的な価格設定ですが、コンビニPBのカップ麺と考えると多少割高。
商品名の通り、「すじ青のり」を使った天ぷらが売りのカップうどん。
カップ麺でも「アオサ」入りの天ぷらは香ばしくておいしいので、高級品の「すじ青のり」を使った天ぷらはさらに輝きを増しそうです。

関西風のあっさり味のつゆに、太め幅広で縮れのついた油揚げ麺のうどんと、「すじ青のり天ぷら」、かまぼこ、たまごが合わせられています。
とにかくかつて見たことのないほど濃い緑色の天ぷらに目が行きます。
毎年春にたくさん発売される抹茶入りのお菓子みたいな佇まいで、真っ赤な小エビ天ぷらも春の風物詩イチゴに見えてきました。
つゆは昆布とかつおのだしをバランスよく組み合わせた薄口醤油味で、昆布だしが丸いながら厚みがあり旨み強め。
醤油味がやさしいのであっさりしており、それほど個性は主張せずに天ぷらの風味を引き立てていました。

麺は、太め幅広で縮れのついた油揚げ麺のうどん。
「赤いきつね」の麺に比べると厚みがありコシがしっかりしています。
あっさり味のつゆに対して麺の主張が強すぎるようにも思いますが、高知と同じ四国にはうどん県があるので、そのリスペクトかもしれませんね。

改めて「すじ青のり」の入った天ぷら。
色鮮やかな小エビ天も入っており見た目もド派手ですが、「すじ青のり」の香りの強さは段違いで、見た目も香りも完全にこの一杯の主役。
天ぷらなので油の風味も強いのですが、その油を突き抜ける香ばしさ。
かつて味わったことがないほど力強く、青のりってこんなに香ばしいものなのかと驚きました。