「ファラオ認定」は嘘だけど、古代エジプト風にガチ醸造 いわて蔵ビールがエイプリルフールにかける熱量がエグすぎる
1つだけ「ホント」が混ざっています
ピラミッドがあるということは、ここはエジプト。しかも、古代エジプトだ。
砂漠を放浪したあと、ファラオのいる宮殿に辿りついたいわて蔵ビールのスタッフたちは、ビールの作り方を教えてほしいと頼んだそうな......。
ファラオもこれを快諾してくれたようで、いわて蔵ビールのスタッフたちは古代エジプトでビール修行を積むことに。
そして、できた。おいしいビールができたのだ。
ファラオもこれには大満足。お墨付きを与えてくれた。
それが、ファラオ認定「はじまりのビール」ってわけ。
――っていうのはまあ、皆さんお察しの通り、エイプリルフールの嘘なのだが。
ただ1つだけ、真実が紛れ込んでいる。それは......。
ビールが本当に生まれているということ!
何でも同社では、「クラフトビールで少しでも明るい世の中になれば」という思いのもと、2020年からエイプリルフール企画でちょっと変わったビールを真面目に作っているんだとか。
今回はエジプト初期のビールを参考に、原材料には小麦やオーツ麦、さらに香辛料(コリアンダー、クミン、シナモン、フェンネル)を大量に入れ、当時なかったホップは少量だけ使用。アルコール度数が7%と通常よりも高めなのも、文献を参照して設定したものだという。
エイプリルフールのために本当にビールを作ってしまうなんて......。熱量がすごい。
ファラオが認めるかどうかは分からないが、このビールは【エジプト蔵ビール「はじまりのエジプト」】として販売される。
価格は1本330ミリで660円(税込)、限定 1000本販売される。気になる人は公式サイト(https://sekinoichi.co.jp/)へ。