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「ギャン泣き不可避」「トラウマになる」 移住から10年、地域のために働く便利屋が「鬼」になったワケ

仲久保 岳

仲久保 岳

2024.02.10 11:00
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鬼の名は...

強そう(編集部でトリミング)
強そう(編集部でトリミング)

話題の鬼が撮影されたのは、投稿者・のんこさんが住む地域の一般家庭だ。

そこには、2歳の男の子と小学校5年生の女の子が居たという。

「2歳の息子さんには刺激が強すぎたようで、ひとしきり泣き叫び、最後は『バイバイまたね』と言ってましたが、恐怖が振り切れたようで鬼が帰った後、放心で1時間程震えてたそうです」(のんこさん)

逆に女の子は嬉々として豆代わりのカラーボールをバシバシ投げ付け、「今までで一番楽しい節分だった」と言っていたんだとか。

え? 何故のんこさんがそんなに詳しく知っているのかって? それは、彼女が写真とともに投稿した呟きを見ればわかる。

「地域の方に依頼されて鬼役やった旦那怖すぎだろ」

そう、鬼はのんこさんの夫、松山雄太さんの"扮装"なのである。

人間で、夫だった(編集部でトリミング)
人間で、夫だった(編集部でトリミング)

なぜ雄太さんは鬼となり、よそのお家に入っていったのか? 記者が尋ねると、のんこさんは2年前の記憶を語り始めた。

始まりは突然のひとこと
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