兵庫県在住の20代男性・Kさんは、高校生時代に初めてのバイトでつらい体験をした。言われたことをやっているはずなのに罵られ、終わった後は見知らぬ場所に置いて行かれて......。初めてのバイトで(画像はphotoAC)<Kさんからのおたより>高校の時、初めてのバイトにトライ。引っ越しの手伝いだった。お金が欲しくて頑張る決意はしたものの、体力より精神的に打ちのめされた初めての経験だった。言われるままに家具や箱を丁寧に運んでいるつもりだが、リーダーの男<Kさんからのおたより>高校の時、初めてのバイトにトライ。引っ越しの手伝いだった。お金が欲しくて頑張る決意はしたものの、体力より精神的に打ちのめされた初めての経験だった。言われるままに家具や箱を丁寧に運んでいるつもりだが、リーダーの男は私に罵声を浴びせ続けた。言われたことをやっているのに...戸惑いながらも言われたことただやり続ける。選択などない。何に怒っているのか全く理解できない。ひたすら運ぶ。運ぶ。運ぶ。罵声は終わらない。客が気まずそうに見ている。引っ越しは完了した。リーダーは「自分で帰れ」と言って、知らない街の知らない駅の前に私を下ろした。帰りは置いて行かれて...(画像はphotoAC)車に乗せられてどこかへ行くことがない私は、どこにいるか全くわからなかった。ここはいったいどこだろう......。十分なお金も携帯もない私は、駅の前のロータリーの縁に座り、ボーッとしていた。何を考えていたか思い出せない。一時間くらいたったのだろうか。おじいさんが声をかけてきた。お金がなくて家に帰れない「なにしとん?」お金がなくて家へ帰れないことを話した。おじいさんは黙ったまま、財布から千円札を差し出した。「え?」――躊躇いながら、礼を言った。住所も聞く余裕もなかった。見知らぬおじいさんが交通費をくれて...(画像はphotoAC)今思うと失礼な話だが、なにも考えられていなかった。感謝しかない......。リーダーのような人もいるが、おじいさんのような人もいる。社会はいろんな人で出来上がってるということを知った日です。誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)などを明記してお送りください。秘密は厳守いたします。(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)