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あの時はありがとう
旅先いい話

「雨の中を歩く私に、後ろから寄ってくる車。不審に思っていたら見知らぬおじさんがドアを開け『乗れよ!早く!』」(福井県・40代女性)

藤本 仁

藤本 仁

2022.10.12 11:16
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傘もささずに歩いている高校生が目に付くたびに...

きちんとしたお礼も言わなかったばかりか、とても失礼な態度をとってしまったと、今更ながら反省しています。

あの時は母からのお小言が気がかりで「こんな事してくれなくてもよかった」という思いすらありました。乗せてもらったのは社用車のような感じでしたが社名を見ようともせず、お名前も聞いていません。

今では、自分でも車を運転するようになりました。あの時自分が受けた親切を、次は誰かにして揚げる番になったのじゃないかと思うものの、なかなかどうして、あんなことはしようと思ってもできません。雨の日、傘もささずに歩いている高校生が目に付くたびにしみじみと思います。

車に乗るようになって改めて思う(画像はイメージ)
車に乗るようになって改めて思う(画像はイメージ)

当のご本人には、もう覚えのない事なのかもしれません。ただ私は何十年たっても、雨の日には必ず思い出します。あの時、ろくに示せなかった感謝が、今更ながらでも彼に届くといいなと思いながら。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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