金魚ねぷたやさしい光が充満してる...! 弘南鉄道大鰐線「金魚ねぷた列車」で、異世界まで行けちゃいそう
2022.09.03 08:00
下から見上げると金魚が揺れ、愛くるしい
弘南鉄道は、青森県弘前市を中心に「弘南線」「大鰐線」の2つの鉄道路線を運営する鉄道会社。
その内、弘前中央駅と大鰐駅を繋ぐ大鰐線では、8月から9月にかけて車内を、金魚を模った手持ちねぷたで装飾している。
青森県の公式サイトによると、この「金魚ねぷた」は津軽の祭りに欠かすことのできない夏の風物詩。江戸時代、金魚は高級魚で上流階級しか買うことができず、庶民にとっては憧れの存在だった。そこで金魚を模ったねぷたを作り、子供たちがそれを提灯のように持って祭りを練り歩いたという。
今では祭りの時だけでなく、インテリアやお土産としても人気があるそうだ。
投稿者「蛯名ミカコ」さんがそんな「金魚ねぷた」に照らされた電車に乗ったのは、8月21日のこと。
中央弘前駅18時30分発の弘南鉄道大鰐線に乗って大鰐駅まで行き、19時30分大鰐駅発の電車で中央弘前駅まで折り返したという。その時の印象を、次のように語っている。
「金魚ねぷたの灯りだけで走るその姿は幻想的な世界が広がっています。車窓にも反射されまるで万華鏡の様です。下から見上げると金魚が揺れ、またそれが愛くるしい姿です」(「蛯名ミカコ」さん)