「飲み物も買えず、炎天下を歩き続けた中学生の私。頭がボーッとしてきたところで、後ろから来た車が...」(長野県・50代男性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Cさん(長野県・50代男性)
中学三年生だった夏休み。一人旅をしていたCさんは、お金がなくて水も買えないまま外を歩いていた。
しかし、やがて段々と意識が朦朧としてきて......。

<Cさんの体験談>
30数年前、当時中学3年だった私は、夏休みに一人旅で五島列島へ。
いくつか有名観光地を巡るなかで、大瀬埼灯台という岬の先端にある灯台を訪れました。
良く晴れた8月の正午。下調べも不十分なまま、私は麓の最寄りのバス亭で降りて、舗装道を歩いて大瀬崎灯台に向かったところ......。