「帰宅中、突然の豪雨に襲われずぶ濡れに。お茶屋さんの軒先で雨宿りしていると、店の老夫婦が...」(愛知県・50代女性)
2022.04.22 11:00
とても親切にしてもらったのに...
ご夫婦は、私を店内に招き入れてくださいました。
奥様がタオルで拭いてくださったり、優しく言葉をかけてくださったり、とても親切にしていただきました。
けれど私は17歳の小娘でうまく会話ができず、そのもどかしさと傘を持ってくれば良かったと思う気恥ずかしさとで、外を見ながら早く止んで欲しいと願うばかりでした。
豪雨はおさまらず、それどころか雨水は店内にまで......あっという間に足首の上ぐらいまで浸水。奥から若いご夫婦も出てきて、老夫婦と一緒にバケツや洗面器で水をかき出し始めました。
そんな状況の中で、私はただあたふたするだけ。「お手伝いしましょうか?」と言えたかどうかも今では思い出せません。
確かに覚えているのは、「足が濡れるから奥の段差のある場所へどうぞ」と言っていただいたことです。