あずきバーを浸す...だと? アイス研究家が考えた「本格焼酎・泡盛×アイス」最強ペアリングがこちらです
お酒の専門家に感想を聞いてみた
絶対に間違いない組み合わせから、ちょっと意外な組み合わせまであるが、どれも見ているだけで涼しく、そして食べたくなってきてしまう!
しかし、ここで気になるのが「酒の専門家」はこの楽しみ方をどう感じるかである。「デザート」としては満足度が高そうだが、「晩酌」するにも良いのだろうか?
そこで、この焼酎・泡盛×アイスのベストマッチを、焼酎プロモーションメディア「RANBIKI(ランビキ)」編集長の河野亜樹穂さんに試してもらった。
・麦焼酎「天の刻印」×「クーリッシュ バニラ」
河野亜樹穂さん:「天の刻印」はスッキリした口当たりと麦の香ばしい甘みを味わえる麦焼酎。ストレートでは麦の優しい甘みがぐっと口の中に広がり、水割りでは麦の香ばしさを楽しめます。
クーリッシュを合わせると、麦の香ばしい甘みとバニラの甘い香りがマッチします。
・芋焼酎「黒霧島」×「アイスボックス」(グレープフルーツ味)
河野亜樹穂さん:「黒霧島」はストレートでいただくと優しいさつま芋の甘みを楽しめる芋焼酎。ロックや水割りにするとスッキリした口当たりとさつま芋のコクと旨味が楽しめます。
「黒霧島」のスッキリした口当たりとさつま芋のコクと旨味がグレープフルーツの甘酸っぱさとほろ苦い味わいに見事に調和します。
・米焼酎「白岳」×「アイスの実 濃い桃」
河野亜樹穂さん:「白岳」は、ふっくらとしたお米の甘みを味わえる米焼酎。ストレートではお米の甘みがぐっと引き立ち、水割りにするとキリッと引き締まった味わいになります。
ふっくらとしたお米の甘みと桃の甘みがしっかりと混ざりあうことで、桃の甘みがぐっと引き立ちます。
・黒糖焼酎「里の曙」×「サクレ レモン」
河野亜樹穂さん:「里の曙」はスッキリとした口当たりと水まんじゅうのような甘みを味わえる黒糖焼酎です。
サクレにこの「里の曙」がかかることで、氷がとけ食感が優しくなりました。一口食べると黒糖の優しい甘さが口いっぱいに広がります!
サクレのレモンの果皮を彷彿とさせるほろ苦い味わいが絶妙に調和しますね。
黒糖の甘みとシロップの甘みが合わさると、不思議なことに甘みがスッキリとします。
・泡盛「久米島の久米仙」×「BOXあずきバー」
河野亜樹穂さん:「久米島の久米仙」はとろんとした口当たりとクリーミーな旨味を味わえる泡盛です。
あずきバーのぎゅっと集まった小豆の甘みと「久米島の久米仙」の生み出すクリーミーな旨味の相性は抜群。泡盛のコクと旨味が小豆の甘みを一層引き立てます。
全てのレシピで、お酒の専門家からのお墨付きを獲得!アイスとお酒が、それぞれの美味しさをばっちり引き出しているようだ。
今まであまり「合う」イメージがなかった「焼酎・泡盛」×「アイス」の組み合わせだが、今回考案してもらったレシピならお酒が好きな人も、アイスが好きな人も、どっちも好きという人も楽しめそうだ。
これからの季節の「家飲み」で、ぜひ試してみてほしい!
シズリーナ荒井
アイス研究家/イートデザイナー1歳1ヶ月からアイスを食べ続け、今までに5万個以上ものアイスを食し、今では年間4000個のアイスを研究する日本最強のアイスマニア。
アイスを素材として使用したアレンジレシピ数は500個以上保有する。
河野亜樹穂
焼酎プロモーションメディアRANBIKI編集長/焼酎唎酒師師(2021年取得)本格焼酎を飲む「きっかけ」を届ける焼酎プロモーター。
「一人でも多くの人に本格焼酎を飲んでもらいたい」という思いから焼酎をライフワークに。
伝統を大切にしつつ、業界のトレンドもおさえる情報発信を心がけ、特に若い世代向けに本格焼酎の飲み方・食べ合わせなどの、新提案に力を入れている。
Twitter(@RANBIKI_shochu)