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子供達には怖すぎない...? 足立区の公園に大迫力の「巨大鬼」が存在する理由

大山 雄也

大山 雄也

2022.03.23 08:00
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鬼の怖さにも理由があった

ここまでおっない必要ある?
ここまでおっない必要ある?

なぜ同園の鬼はこんなにも怖いのか。その理由も聞いてみると、

「舎人いきいき公園の大鬼は、大人になっても忘れないでほしいとの願いから、インパクトのあるものが採用されたようです」

と担当者。確かに、地元に思い出の場所があるというのはうれしい。ただ、大人になって振り返る分にはいいかもしれないが、肝心の子どもが怖がっていないのだろうか。

「開園当初のインタビューで、小学校2年生の女の子2人が『鬼は怖くない。いつも遊んでいる。子供たちの間では、鬼の遊具で遊ぶのが流行っている』と答えていました。
初めて利用する子供は驚き、『コワイ~!!』と最初は近寄らないこともありますが、ほかの遊具で遊んで場に慣れてくると、鬼のすべり台にも挑戦し、帰るころには鬼も公園も大好きになって帰っていくのがほとんどかと思います」(足立区パークイノベーション担当課の担当者)
鬼だけでなく、カチカチ山のタヌキとウサギの遊具もある
鬼だけでなく、カチカチ山のタヌキとウサギの遊具もある

なお、鬼はしっかり足立区の役に立っているらしく、担当者は、

「桃太郎は年齢を問わず親しんできた昔話であり、そこに登場するような真っ赤な鬼で、かなりインパクトのある姿なので、区の広報やPRにもたびたび登場するほどの人気ぶりです」

とも説明した。

世代を問わずに人気を集める舎人いきいき公園の鬼。今後も地域のシンボルとして大活躍するのだろう。

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