頭を下げて丁重にお礼が言いたい――。
神奈川県在住のJタウンネット読者・Nさん(60代女性)から、電車での体験談が編集部に寄せられた。
それは10年ほど前、彼女が50代になったばかりのこと。
ほぼ満員の車内で立っていたところ、目の前に座る20代くらいの若者が「どうぞ!」と席を譲ってくれたという。
「まだ50代なのに」(画像はイメージ)
その時彼女の心を占めたのは、感謝ではなく、「まだ譲られるような年齢ではないのに」という戸惑いだった。
言われるがまま席に座ったものの、若者に心から感謝することはできなかったという。