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あの時はありがとう
旅先いい話

「混みあった小田急線でラッパー風の若者が『どうぞ』。席を譲ってくれたけど、私は感謝できなくて...」(神奈川県・60代女性)

井上 祐亮

井上 祐亮

2022.03.07 16:47
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「よっぽど疲れた顔をしてたんでしょ」

その出来事を、後で周りに話したところ、

「自分のお母さんと変わらない歳だったからでしょ?」
「よっぽど疲れた顔をしてたんでしょ」

などと言われ、なんだか納得。

考えてみればあの時間の小田急線は、席に座るには1~2本逃して並ばねばならず、彼は多分そうして座ったのに席を譲ってくれたのです。

でもあの時の私は「私って席を譲られるような歳?」とか「こんな見た目の子が席譲ってくれるなんて!」と思うばっかりで、でろくにお礼も言えなくて......。

願うなら丁重にお礼をいいたい(画像はイメージ)
願うなら丁重にお礼をいいたい(画像はイメージ)

叶うものなら過去に戻って、頭を下げて丁重にお礼が言いたいです。

今頃きっと優しい素敵な青年になられていると思います。

あの時はありがとう。

せっかくとった席を譲ってくれたのに、ちゃんとお礼が言えなくてごめんなさい。

誰かに伝えたい、あのときは「ありがとう」「ごめんなさい」、ありませんか?

身近な家族や友達はもちろん、今はもう会うことのない疎遠になった知人、偶然出くわした見知らぬ人......そんな相手との、心の「しこり」のような思い出が誰にも1つや2つはあるものだ。

一方で、当時はお礼を言えなかったけれども、今でも温かい思い出として残っている「感謝」のエピソードがある人もいるだろう。

そこでJタウンネットでは、読者の皆様の「今さらかもしれないけれど懺悔したいこと」や「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

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