「混みあった小田急線でラッパー風の若者が『どうぞ』。席を譲ってくれたけど、私は感謝できなくて...」(神奈川県・60代女性)
「よっぽど疲れた顔をしてたんでしょ」
その出来事を、後で周りに話したところ、
「自分のお母さんと変わらない歳だったからでしょ?」
「よっぽど疲れた顔をしてたんでしょ」
などと言われ、なんだか納得。
考えてみればあの時間の小田急線は、席に座るには1~2本逃して並ばねばならず、彼は多分そうして座ったのに席を譲ってくれたのです。
でもあの時の私は「私って席を譲られるような歳?」とか「こんな見た目の子が席譲ってくれるなんて!」と思うばっかりで、でろくにお礼も言えなくて......。
叶うものなら過去に戻って、頭を下げて丁重にお礼が言いたいです。
今頃きっと優しい素敵な青年になられていると思います。
あの時はありがとう。
せっかくとった席を譲ってくれたのに、ちゃんとお礼が言えなくてごめんなさい。
誰かに伝えたい、あのときは「ありがとう」「ごめんなさい」、ありませんか?
身近な家族や友達はもちろん、今はもう会うことのない疎遠になった知人、偶然出くわした見知らぬ人......そんな相手との、心の「しこり」のような思い出が誰にも1つや2つはあるものだ。
一方で、当時はお礼を言えなかったけれども、今でも温かい思い出として残っている「感謝」のエピソードがある人もいるだろう。
そこでJタウンネットでは、読者の皆様の「今さらかもしれないけれど懺悔したいこと」や「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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