「文化財」なお菓子から、流行りのメチャおしゃデザートまで 歩いて巡る北九州・今昔スイーツ旅
提供元:北九州市
石焼きじゃない! 壺焼き芋の専門店へ
ダグリダでゆったりとした時間を存分に楽しんだ筆者が、次に向かうのは壺焼き芋専門店「imonte」だ。
熟成させた芋を、石ではなく壺の中でじっくりと焼くことで蜜たっぷりの甘い焼き芋を楽しむことができるらしい。
筆者が到着したのは平日の15時すぎで、オープンからまだ3時間ほどだったがすでにその日に販売していた2種類の芋の内、「紅はるか」は完売してしまっていた。
そこで筆者は残るもう1種類の「シルクスイート」(税込300円)を注文。
割って皮をむいてみると鮮やかな黄金色があらわれ、蜜がしたたり落ちそうだった。
その見た目の通りにとっても甘く、まるでスイートポテトのよう。
自然の甘さだけで、こんなにスイーツみたいな味わいになるなんて信じられない......!
筆者が店頭にいた短い時間にも、ひっきりなしにお客さんが訪れていたのも分かるほど、自分の焼き芋観が覆されるようなお芋だった。
なお同店は売り切れ次第営業終了で、販売はおよそ11月から5月ごろまでの期間限定となっている。
衝撃的な焼き芋の甘さを堪能した筆者は、次のお店を目指しながら戸畑区を散策してみることにした。
なかでも印象的だったのは、戸畑区役所周辺だ。