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「文化財」なお菓子から、流行りのメチャおしゃデザートまで 歩いて巡る北九州・今昔スイーツ旅

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2022.03.03 12:00
提供元:北九州市

小倉から出発!

モノレールが行き交う小倉駅
モノレールが行き交う小倉駅

シュガーロードは2020年、「砂糖文化を広めた長崎街道~シュガーロード~」として文化庁の「日本遺産」に認定された。

その起点が、小倉にある「常盤橋」だ。記者も、早速そこに向かうとしよう。

......と、その前に。行っておかなければならない場所がある。

小倉駅からでて数分の場所にある、日本初のアーケード商店街・魚町銀天街。そこにあるのがこちらのお店だ。

直営の甘味処も含め、市内に28の販売店を持ち、1895(明治28)年の創業以来、古くから地元に愛される菓子店「湖月堂」の本店だ。

このお店で有名なのが「栗饅頭」。

日本遺産「シュガーロード」では、長崎・佐賀・福岡3県の史跡や古文書、砂糖を使った菓子など52件が「構成文化財」となっている。北九州市には6件の構成文化財があり、栗饅頭もそのひとつ。

江戸時代の海外貿易で製法が伝えられた焼きまんじゅうの皮で、栗と餡を包んだ菓子として選ばれているのだ。

栗饅頭1個130円(税込)
栗饅頭1個130円(税込)

お目当てのものをゲットしたので、今度こそ常盤橋を目指そう。

魚町銀天街は南北に延びる商店街。それに交わる形で、京町銀天街という商店街が東西に延びている。

京町銀天街
京町銀天街

それを西に抜けると、目的地だ。

常盤橋
常盤橋

出島にあったオランダ商館の館長は、長崎街道を進んでここまでやってきて、献上品と共に下関行きの船に乗ったという。

その献上品の中には砂糖が含まれていた可能性が高いとして、この場所も日本遺産の構成文化財になっている。

石碑や街道マップなども近くにあった
石碑や街道マップなども近くにあった

北九州市には先ほどの栗饅頭を含め、構成文化財になったお菓子が4つある。その残りの3つに一気に出会える場所が、橋を渡った先に見えてくる小倉のシンボル「小倉城」だ。

小倉城の足元で出会ったのは...
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