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ウニを愛しすぎて「ウニのカシパン祭り」を開催した飼育員は語る 「時代がやっとウニに追いついた」

大久保 歩

大久保 歩

2021.12.06 08:00
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「ウニコンサルタント」のお仕事

取材に応じたのは、同館の飼育課魚類主任兼、営業企画課係長の小西香代子さんだ。館内の「ウニ」にまつわる解説板やポスターはすべて彼女が作成しており、「ウニコンサルタント」を名乗っている。

コンサルタントとしての仕事内容は、展示物の制作やウニの飼育の他、「ウニの壮大な魅力を個人的な見解たっぷりにお伝えします」とのこと。

初めて見るウニたちが解説されている

話題になったポスター群は、今年3月27日~4月25日に行った展示「アワシマ『ウニのカシパン祭り』~得点シールを集めてウニの絵柄が書かれたお皿をプレゼント~」のときから、館内の2階にある「ふれあい水槽」奥のブースに展示されているものだ。

小西さんは3~4年前から同館で「一人ウニ化計画」を進めてきた。ウニの展示場所を少しずつ増やしてきたのだという。最初は小西さん1人でひっそりと始めた活動だったが、今では多くの職員が協力してくれているそうだ。

「魚類スタッフは私を含め4人ですが、他のスタッフもウニ情報を見れば即知らせてくれますし、時に助け、時に温かい目で見守ってくれているスタッフには感謝の気持ちでいっぱいです(笑)」(小西さん)
初めての出会いは、雑貨屋さん
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