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バスが密なら自転車に乗ればいいじゃない! 丹波篠山を味わい尽くす「サイクルツーリズム」体験してきた

大久保 歩

大久保 歩

2021.11.13 08:00
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篠山城から見下ろす町並み

歴史的な街並みを堪能した後は、再び電動自転車をこいで次の目的地へ。目指すのは「篠山城 三の丸跡」だ。

この場所について、「DIIIG」では次のように説明されている。

「慶長14年(1609)、徳川家康が大坂城攻略の拠点として『笹山』という小高い丘に築かせた城が篠山城です。昭和19年(1944)の火災で焼失するまでの355年間、篠山城二の丸にあった大書院を約半世紀ぶりに復元しました。古代の建築様式や荘厳な装飾も全て往時の雰囲気が再現されています」

たどり着いてみると、当時の大名たちの生活空間であったことがありありとわかるよう、かつて台所やトイレなどがあった場所には、「厩」や「御台所」などと書かれたタイルが置かれていた。

「厩」「御台所」などと書かれたタイルが

そして、天守台へも足を踏み入れた。

そこから、丹波篠山の町を見下ろしてみると......。

向こうの山まで見える

「丹波篠山市景観計画」のおかげで、丹波篠山市内には篠山城大書院を超える高さの建物が存在せず、市内の様子が一望できた。

こんな風に、ミッションで指示された場所に立ち寄ったり、ルート中にあるお店を覗いたり......「DIIIG」が示すルートをたどりながら自転車で町を走るのは非常に心地よい時間だった。青空の下、風を切って自然の中を疾走する感覚は、観光バスでは味わえないはずだ。

コロナ禍が完全に落ち着いたとは言えない今、遠出をするのに抵抗がある人は多いだろう。

密を避ける「サイクルツーリズム」、アリですよ。

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