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当たり前すぎることを「ビジネス書の表紙風」にしてみたら... 謎の説得力に「買ってしまいそうで怖い」

井上 慧果

井上 慧果

2021.10.11 21:05
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「一定のフォーマットを抽出できそうだな...と感じた」

Jタウンネット記者は11日、作者のトヨマネさんにこの架空ビジネス書について詳しく話を聞いた。

トヨマネさんは、普段からあらゆるものをパワポツイートのネタにできないか、考えながら眺めているそう。

Jタウンネットでもこれまで、「知り合いの犬をヨシヨシする時にいつも思っていること」や「舌が肥えている人・肥えていない人」などをパワポで表現した投稿を紹介してきた。

今回の架空ビジネス書のアイデアが誕生した経緯を、トヨマネさんはこう語る。

「先日たまたま書店を訪れた際に、ビジネス書は似通ったデザインやコピーが多く、一定のフォーマットを抽出できそうだな...と感じたのがきっかけです。
一般的に『役に立ちそう』な本が多いので、真逆の『全く役に立たなさそう』な本があったらおもしろいな、と思って内容を考えました」
出版社名まで凝っている(画像はトヨマネ@toyomaneさん提供)
出版社名まで凝っている(画像はトヨマネ@toyomaneさん提供)

それぞれのデザインのこだわりは、著者名や帯の文言など、細かい部分に小ネタを仕込んでいるところだそう。ではユニークで、かつ「ありそう」なタイトルはどのようにして考えたのだろう。

「まずは、『ビジネス書あるある』を考えました。『○○が9割』『○○しなさい』『メソッド』『偉い人の推薦』などといったよく見かける要素を使って、至極当然のことを言うにはどうすればいいかな...と考えた結果があれです」(トヨマネさん)

今回、ツイッター上で大きく注目を集めた「至極当然のこと」をデザインした架空ビジネス書の表紙。こういった反響に対して、トヨマネさんは

「突拍子もなタイトルですが、一瞬ありそうだな...と思えるところが大きな反響をいただけた理由かなと思っています。こんなビジネス書が実在したら絶対に買わない方がいいですが、ためになるビジネス書も世の中にはたくさんあります!」

とコメントした。

ところで、トヨマネさんは自身のアカウントで「秒で伝わるパワポ術」(KADOKAWA)という表紙も紹介している。 これは、SNSでたびたび注目を集めてきたトヨマネさんが、スライド作成のコツを紹介したもの。

9月に出版されたトヨマネさんの本当の著作なので、「これも架空表紙かな」と勘違いしないよう、お気をつけて。

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