あの学生寮の一室かな...? 京都大学すぐそばに誕生したカラオケボックスが尖りすぎてる
2021.10.07 17:00
「たまり場ルーム」に「集会ルーム」
1つは、210号室「京大生のたまり場ルーム」。
あの有名な「吉田寮」を思い起こさせる雰囲気の部屋だ。壁際の本棚には、漫画の背表紙らしきものがずらり。畳の上にもいくつも本が積まれ、隅にはギターや家電まで置かれている。
ちゃぶ台の周りに無造作に置かれた座布団も、まさに学生たちのたまり場といった雰囲気を作り出している。どうしても視界に入ってくる「京大生の主張」という立て看板も気になる......。
そしてもう1つは、209号室の「熱烈!集会ルーム」。
1960年代後半に盛んだった、学生運動を彷彿とさせる仕上がりだ。黄色の派手なタテカンには、毒々しい書体で「空オーケストラを爆音で充溢(じゅういつ)せよ!」「音量革命」と、書かれている。
カラースプレーで描かれたような壁のイラストといい、全体的に物々しい。ここでいったいどんな「集会」を開くというのか......。
これら2部屋をはじめとして、他のコンセプトルームも「京大王クイズルーム」「脳汗!ボードゲームルーム」など、一癖も二癖もあるものばかり。
なんなのだ、この異質なカラオケボックスは......?
Jタウンネット記者は5日、「ジャジャーンカラ 京大BOX店」を運営するTOAI(京都市)に詳細を聞くことにした。