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あの学生寮の一室かな...? 京都大学すぐそばに誕生したカラオケボックスが尖りすぎてる

大久保 歩

大久保 歩

2021.10.07 17:00

西日本を中心に展開しているカラオケチェーン、「ジャンカラ」。

その新ブランドである「ジャジャーンカラ」の第1号店が、あまりに「やばげ」だとツイッターを賑わせている。

外観がすでに怪しい(画像はプレスリリースより。以下同)

それが、2021年10月1日にオープンした「ジャジャーンカラ 京大BOX店」。

京都大学のメインキャンパスである吉田キャンパス(京都市左京区)から徒歩6分ほどのところにある、カラオケボックスなのだが......。プレスリリースに掲載された写真を見る限り、なんだかアブナイ建物にしか見えない。

カラオケボックスにしては派手な内装だが...

その中でも、全14室あるコンセプトルームの内2部屋ある「京大寮生コラボ」ルームがかなり過激な仕上がりなのだという。

「たまり場ルーム」に「集会ルーム」

1つは、210号室「京大生のたまり場ルーム」。

210号室「京大生のたまり場ルーム」(画像は公式サイトより)

あの有名な「吉田寮」を思い起こさせる雰囲気の部屋だ。壁際の本棚には、漫画の背表紙らしきものがずらり。畳の上にもいくつも本が積まれ、隅にはギターや家電まで置かれている。

ちゃぶ台の周りに無造作に置かれた座布団も、まさに学生たちのたまり場といった雰囲気を作り出している。どうしても視界に入ってくる「京大生の主張」という立て看板も気になる......。

そしてもう1つは、209号室の「熱烈!集会ルーム」。

209号室「熱烈!集会ルーム」

1960年代後半に盛んだった、学生運動を彷彿とさせる仕上がりだ。黄色の派手なタテカンには、毒々しい書体で「空オーケストラを爆音で充溢(じゅういつ)せよ!」「音量革命」と、書かれている。

カラースプレーで描かれたような壁のイラストといい、全体的に物々しい。ここでいったいどんな「集会」を開くというのか......。

これら2部屋をはじめとして、他のコンセプトルームも「京大王クイズルーム」「脳汗!ボードゲームルーム」など、一癖も二癖もあるものばかり。

なんなのだ、この異質なカラオケボックスは......?

Jタウンネット記者は5日、「ジャジャーンカラ 京大BOX店」を運営するTOAI(京都市)に詳細を聞くことにした。

ターゲットは、普通のレジャーに飽きた人

205号室「のびのび勉強!哲学の部屋」

京大BOX店のマーケティング担当者によると、「京大寮生コラボ」と銘打った2部屋「京大生のたまり場ルーム」「熱烈!集会ルーム」は、京都の大学に通う学生たちによる、立て看板を制作するインカレサークルが企画段階から参加したと言う。

メンバーは京都大学の学生が多いものの、店やルームの名前にある「京大」とはあくまで「京都の大学」の略だと担当者は強調した。

「現役で寮に入っている学生の中でも、京都の学生街が好きな人たちに参加してもらいました」
「インターンという形で、コンセプト・アイデアの立案や実際に手を動かすところは学生に任せながらも、マーケティング担当の社員たちが、彼らに与えられるナレッジはどんどん共有し、お互いに実りの多い体験になったと思います」(マーケティング担当者)

「たまり場ルーム」の妙なリアルさも、現役学生のアイデアから生まれたとあれば納得だ。

「そもそも『ジャジャーンカラ』は、昨今のレジャーに飽き飽きしている人をターゲットにした、新しい店舗です。
カラオケボックスって、いまいち代わり映えしない遊び場じゃないですか......一次会で居酒屋に行って、じゃあ二次会はとりあえずカラオケでいいか、みたいな。 そうではなく、弊社はカラオケの体験価値を10倍、100倍......と膨らませることを目指しています。
だから、『ジャジャーンカラ』は従来のカラオケボックスでは味わえない、『非日常感』を与える空間がコンセプトです」(マーケティング担当者)
未来感に包まれる「サイバースペースルーム」

京大BOX店の場合、「非日常感」から派生し、店舗自体が「サイバーパンク」をテーマにデザインされている。

玄関から一歩、足を踏み入れると、そこはまるでSF映画のようなサイバーパンク空間。そして部屋ごとに、まったく異なる刺激が来客を揺さぶる。

オープンからまだ日が浅いが、現時点では訪れる客の8~9割近くが大学生とのこと。同店が提供する「非日常感」が、きっと彼らの心をつかんでいるのだろう。

※自治体からの要請に基づき、10月21日までは10時〜20時の営業。

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