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あの学生寮の一室かな...? 京都大学すぐそばに誕生したカラオケボックスが尖りすぎてる

大久保 歩

大久保 歩

2021.10.07 17:00
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ターゲットは、普通のレジャーに飽きた人

205号室「のびのび勉強!哲学の部屋」

京大BOX店のマーケティング担当者によると、「京大寮生コラボ」と銘打った2部屋「京大生のたまり場ルーム」「熱烈!集会ルーム」は、京都の大学に通う学生たちによる、立て看板を制作するインカレサークルが企画段階から参加したと言う。

メンバーは京都大学の学生が多いものの、店やルームの名前にある「京大」とはあくまで「京都の大学」の略だと担当者は強調した。

「現役で寮に入っている学生の中でも、京都の学生街が好きな人たちに参加してもらいました」
「インターンという形で、コンセプト・アイデアの立案や実際に手を動かすところは学生に任せながらも、マーケティング担当の社員たちが、彼らに与えられるナレッジはどんどん共有し、お互いに実りの多い体験になったと思います」(マーケティング担当者)

「たまり場ルーム」の妙なリアルさも、現役学生のアイデアから生まれたとあれば納得だ。

「そもそも『ジャジャーンカラ』は、昨今のレジャーに飽き飽きしている人をターゲットにした、新しい店舗です。
カラオケボックスって、いまいち代わり映えしない遊び場じゃないですか......一次会で居酒屋に行って、じゃあ二次会はとりあえずカラオケでいいか、みたいな。 そうではなく、弊社はカラオケの体験価値を10倍、100倍......と膨らませることを目指しています。
だから、『ジャジャーンカラ』は従来のカラオケボックスでは味わえない、『非日常感』を与える空間がコンセプトです」(マーケティング担当者)
未来感に包まれる「サイバースペースルーム」

京大BOX店の場合、「非日常感」から派生し、店舗自体が「サイバーパンク」をテーマにデザインされている。

玄関から一歩、足を踏み入れると、そこはまるでSF映画のようなサイバーパンク空間。そして部屋ごとに、まったく異なる刺激が来客を揺さぶる。

オープンからまだ日が浅いが、現時点では訪れる客の8~9割近くが大学生とのこと。同店が提供する「非日常感」が、きっと彼らの心をつかんでいるのだろう。

※自治体からの要請に基づき、10月21日までは10時〜20時の営業。

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