春の陽気で融合しちゃった... 1枚の板チョコと化した「アポロ」が逆に美味しそう
明治から発売されている「アポロ」。イチゴ風味のピンク色のチョコとミルクチョコとの組み合わせが特徴的なチョコレートだ。
表面がちょっとギザギザした三角形の小粒になっていて、それが箱の中にコロコロとたくさん入っている。
今回、そんなアポロを不幸にも一度ドロドロに溶かしてしまったものの、その後なんとか持ち直すことができたという画像が、ツイッターで話題になっている。
それが、こちらだ。
写真では、お馴染みのイチゴ柄のパッケージから、何やらピンク色と茶色のマーブル模様の、四角い固形物が出ている。おそらくは、もともと小粒状だったアポロたちが溶けて合体し、その後箱の形で再び固まったものだろう。
もはやアポロのようでアポロではない別のチョコレート菓子のような風体だが、これはこれで美味しそうに見えなくもない。
このアポロの写真に対して、ツイッター上では、
「アポロがマーブルになってるやん!」
「ツイート読む前に写真だけ見ちゃって、普通にそういうアイスかと思った」
「配色が和菓子とかにありそうなやつですね。これはまた新しいお菓子として美味しいかも」
といった声が寄せられている。
春の陽気で...?
話題になっているのは、ツイッターユーザーのじんちく(@can_chiku)さんが2021年4月13日に投稿した写真。Jタウンネット記者は15日、投稿主のじんちくさんに詳しい話を聞いた。
件のアポロは3月30日の夕方に購入したものだとじんちくさん。そのまま自分の車の中に置き忘れてしまい、その事に気付いたのが4月1日の午後1時頃。
「車内温度はわかりませんが、暖かったんだと思います。中身がドロドロだったので冷凍庫に入れました」(じんちくさん)
日本気象協会が公開している「tenki.jp」の過去データを見ると、30日から1日にかけては全国的に晴れまたはくもりの地域が多く、また最高気温も20度前後の地域が多い。暖かい気温に加えて2日間も車内に放置されたことで、完全に溶けてしまったのだろう。
その後、じんちくさんはまたそこからしばらく冷凍庫に入れたアポロの存在を忘れて放置していたという。そして、ようやく開封したのが4月13日の夕方だったそうだ。
当然ながらカチンコチンになったそのアポロを食べたというじんちくさんは、
「食感ですが、それはそれは固く、歯が欠けるかと思うほどでした。味はアポロチョコの味でした」
と感想を述べた。