溶き卵が「天女の羽衣」に変わる!? JA全農が教える「ふわふわ卵スープの作り方」に反響
「天女の羽衣」はできるのか...?
Jタウンネットはまず、このツイートを投稿したJA全農の広報・調査部の担当者に話を聞いた。21日の取材に応じた担当者によれば、この方法はがインターネットで調べて発見したものだという。
「今まで卵スープを作るとどうしても卵が固まってぼそぼそしてしまっていたんです。それが決してまずいわけではないんですけどもっとうまくやれる方法がないかな......と思って。
このやり方を試してみたらとても綺麗にうまくいったのでぜひ皆さんにも共有したい! と思いました」
なるほど、そこまで言うなら実際に作ってみようではないか。
まずは比較のため、水流を作らない普通の方法でやってみる。
用意したのは直径14センチほどの鍋。
300ミリリットルの水に中華スープの素をいれ、スープは完成。
沸騰したスープに溶き卵を入れる。
下から卵が浮かんできたら完成だ。
ここまでは至って普通の卵スープである。
続いて、全農広報部が紹介していたやり方で作る。スープを沸騰させ、火を止め、水流を作った。
そして水流と逆方向に溶き卵を回し入れたが......。卵がボロボロになり、失敗してしまった。
火を消したら、卵が浮き上がってこないんじゃないのかと不安になる。
しかし、全農広報部のツイートでは綺麗な卵スープができあがっていた。
もしかしたらこの鍋は小さすぎて、うまく水流が作れないのかもしれない。
そう考えた筆者は、もう一回り大きな直径19センチの鍋を用意した。
分量は同じく300ミリリットルのスープで挑戦する。
今度は意識してなるべく大きな水流を作り、なるべく高い位置から逆回転で溶き卵を入れてみた。
無事、成功することができた。
やはり鍋の大きさが失敗の原因だったのだろうか。卵もなるべく高い位置から入れた方が良いような気がする。
何となく普通に作ったときより、ふわふわな気がする。
並べてみると、見た目ではイマイチ分からないが......。
こうして卵をすくってみると、普通に作ったものはひとつひとつの卵が固まっていて、厚いように見える。
一方で「ふわふわ卵スープのコツ」を使って作ったものは、卵が薄く、ふわふわしているように見える。
実際に食べ比べてみたところ、従来のものはやはり卵が固かった。
「コツ」を使って作ったものは卵がダマになることなく、柔らかい。
見た目だけでなく、食感まできちんとふわふわだった。
特別な器具や手間なく、卵スープをふわふわにしたい! という方はぜひ、この方法を試してみてほしい。ただし鍋の大きさには注意が必要だ。