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「ナイトミュージアム」の世界が現実に? 島根の「泊まれる博物館」がロマンしかない

笹木 萌

笹木 萌

2020.01.18 20:00
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宿泊者は「ここ2、3年は非常に多い」

Jタウンネットは2020年1月15日、奥出雲多根自然博物館の副館長に詳しい話を聞いた。

様々な化石や恐竜を展示する奥出雲多根自然博物館。開館時間は9時30分~17時、ナイトミュージアムは19時半~21時(季節によって変動)となっている。宿泊者はナイトミュージアムを無料で楽しめる。

ナイトミュージアムでは照明が少し暗くなり、足元に動画を投影、音響も変化するなど、昼間とは違った博物館の姿を見ることができる。博物館クイズとしてワークシートが配られ、一定数正解した人には鉱物の標本がプレゼントされる。

ナイトミュージアムの様子(画像は奥出雲多根自然博物館提供)
ナイトミュージアムの様子(画像は奥出雲多根自然博物館提供)

ナイトミュージアムの様子(画像は奥出雲多根自然博物館提供)
ナイトミュージアムの様子(画像は奥出雲多根自然博物館提供)

客室はシングル・ツイン・トリプルと、恐竜ルームがある。シングル・ツイン・トリプルは至って普通の内装だが、恐竜ルームは自然の中にいるような内装となっていて、恐竜のマグカップや模型も用意されている。

内装がかわいい恐竜ルーム(画像は奥出雲多根自然博物館提供)
内装がかわいい恐竜ルーム(画像は奥出雲多根自然博物館提供)

宿泊者は長期休暇や休前日に訪れる家族連れが多いとのこと。昼間の年間入館数は約1万人なのに対し、宿泊者数は6000~7000人。リピーターもいるとのことで好評のようだ。テレビの露出やSNSでの口コミもあり、「ここ2、3年は非常に多い」という。

「家族連れの方は7部屋ほどある恐竜ルームを目指して来られます。あとは時間を気にせず博物館を見れますし、目の前の温泉施設も楽しめます。そういった複合的な部分でお客さんが満足していただいていると思います」(副館長)
宿泊施設を建設する予定だったが...
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