タバコをやめるなら...徐々に?一気に? 読者の成功エピソードから探る「禁煙のコツ」
2019.10.26 20:00
徐々に減らしてみる
まず初めに紹介するのは奈良県在住のNさん(40代後半・性別不詳)の投稿。20代半ばから吸い始めたタバコを40歳までにやめる長期計画を打ち立てたという。
「10ミリから6ミリ、3ミリ、1ミリと1年ごとにニコチン量を減らしていき、35歳で1ミリに到達した」
と話すNさんは、マイルドセブン(現メビウス)からライト、キャスター3ミリ、キャスター1ミリと銘柄を変遷させたという。
翌年にはやめる流れであるが、仕事のストレスもあって1ミリから0へのムーブができない。
そして43歳の時に電子タバコと出会い半年間ズルズルと吸ってしまったという。しかしその後はスパッとやめることができたと話す。
「いずれやめるという長期計画を立てて達成できたので、ストレスは全くありませんでした。今ではタバコ代を積み立て貯金に回す事が出来ています。結構貯まっているのを見て、今までお金を燃やして余計な税金を払っていたのだなとつくづく思います」
一言余計だが、いずれにせよ長期計画型である。
なかには、我慢に我慢を重ねたすえ、やめた人もいる。年齢不詳・所在地不明の女性Iさんからは、「禁煙簡単でしたよ」と便りが届いた。大晦日に翌年の抱負がないと親戚に話すと、
「禁煙すれば」
と言われ、挑戦を始めたという。1日1箱前後吸っていたアイコスを、仕事始めまでに2日で1箱まで減らした彼女。仕事が始まってからは職場のロッカーに放置していたと話す。
「水商売だったので、タバコの誘惑、手持ち無沙汰など具体の心配もありハードルは低め設定にしました。1日目、話が盛り上がったりお酒で紛らせたりしていればタバコのことを少し忘れられますがお客様が吸ったり、暇になると吸いたい欲求が。でもその度に『今吸わなかったら死ぬ?』『いや、まだ死ぬほどではないな』の自問自答を繰り返し1日目終了。 もちろん寝起きや食後の誘惑はありましたが一日我慢できたことを思うと二日目に吸ってしまうのがもったいなくなりもう少しやってみようとまた自問自答。 3日目ぐらいからニコチンが抜けてきたのか眠さがキツくなりましたが思いの外、我慢が楽しくなって一週間過ぎた頃には余裕が出てきました」
禁煙を始めて1か月が経ち、アイコスを一口吸ってみると不味いと感じ、吸えなかったという。それから2年が経ち...。
「今では立派な嫌煙家です」
と自信(?)に満ちている。